Kapo カポウ
vocal, musical saw, ukulele, washboard,etc.
ボーカル、のこぎり、ウクレレ、ウォッシュボード他
小学生の頃より児童合唱団に所属、ゴスペルクワイアや声楽などを経て、現在の独特でバラエティ豊かな発声法と表現方法にたどりつく。
2002年、サキタハヂメ氏ののこぎり演奏に出会い、その後独学で奏法を習得。のこぎりを使ったアコースティックユニット「キッコリーズ」を2003年結成。様々なジャンルでボーカリスト、のこぎり演奏家として活動中。日本のこぎり音楽協会の北海道支部長をつとめ、のこぎり音楽講師としてワークショップなどを不定期開催。
ソロのウクレレ弾き語りでは札幌市内の他、関東、関西でもツアーを行う。ポップス、昭和歌謡、ジャズ、ゴスペル、ブルース、唱歌、そのどれもに息づくやわらかくあたたかな歌声とのこぎりの音色は、年齢性別を越え、多くのファンに支持されている。
これまでに「北海道新聞」「よつ葉乳業」「ローソン北海道」のCMソングを歌う。
2013年NHK Eテレ「シャキーン!」11月度の歌「じまん×じまん」でボーカルとウクレレを担当。PVにも出演する。
2014年NHK木曜時代劇「銀二貫」挿入歌「天満の子守唄」ボーカル、エンディングテーマコーラスを担当。MX系列アニメ「M3~ソノ黑き鋼~」劇中BGMでコーラスを担当。
1800年代から、きこりや大工が音を鳴らしていたという、のこぎり。1920年代にはすでにのこぎり音楽としての音源がSPレコードに録音として残っていたのだそう。
やさしく切なく、時に滑稽な音色と、歌を歌うように奏でられる表現力の広さ、深さに魅了され、10年前から演奏をしています。
のこぎりで奏でられる音楽は、どこか懐かしさを伴うのか、効く人の心に触れ、やわらかくきもちをときほぐす効果があるのではないかと思っています。
歌は、子どもの頃から茶の間のステレオでLPレコードのカラオケを流しながらマイクを持って家族で歌うのが日常、という家庭で育ったため、ルーツといえば、演歌や歌謡曲、ということになります。あの頃に歌っていた歌は、今も自分のカバー曲のレパートリーになっていたりします。
歌を歌える才能のある人だけが特別に歌う歌にはあまり興味がなくて、日々の暮らしに、歌が歌であることを忘れているくらい溶けこんだような大衆音楽が、好きです。歌謡曲もジャズも唱歌も、賛美歌なんかも、きっとそうなんじゃないかなと思います。
笑っちゃうときも、泣いちゃいたいときにも、歌は変わらずそこにある。そんな歌を歌っていたいです。